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オクトーバー・ラン&ウォーク前年王者は山形県米沢市 中川市長は昨年10月「793km」歩いた!

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左から松元隆さん(市職員)、大河原真樹副市長、中川勝市長、神保葉子さん(市職員)。
最上川河川敷で撮影

山形県米沢市は昨年の「オクトーバー・ラン&ウォーク~自治体対抗戦~」に481人(参加率0.18%)が参加し、住民の平均距離は「ランニングの部」が120㎞、「ウォーキングの部」が144㎞でした。
同イベントに率先して参加したのが、2015年から市長を務める中川勝さんです。自身は昨年793㎞を歩き「ウォーキングの部」個人ランキングでは県内2位でした。
また、「ランニングの部120㎞」「ウォーキングの部25万歩(一日平均8300歩)」を達成した市民全員にオリジナルグッズを贈呈する米沢市独自の施策を行いました(今年も同企画を実施)。ここまで熱心に取り組む理由について、中川市長にインタビューしました。

 

――まずは市長ご自身の運動歴について教えてください。

 
「幼少期は巨人の長嶋茂雄を尊敬していたので、野球をしていました。中学時代はサッカー部等いくつかの部活を掛け持ちしておりました。当時、山形県大会優勝を果たしたサッカー部のメンバーは、のちに社会人サッカーチームを作って活動し、私も選手兼監督としてチームに参加しました。その後もソフトテニスなど様々なスポーツをしてきました。それと『めざせ健康長寿日本一米澤上杉城下町マラソン』には2㎞の部ですが(新型コロナが発生するまで)毎年出場しています」

――市長ご自身がスポーツをすることの重要性を実感されているわけですね。

 
「我々行政の仕事の一番の目的は、市民の皆さんが元気で明るく生活することです。だから米沢市は『健康長寿日本一』をスローガンに掲げています。健康というのは、高齢者のことだけを言っているわけではなく、子育て支援、学校教育、産業構造の全てにつながることだと思っています。具体的には『仕事をリタイアした後も充実した生活を送る』『イジメがない学校で集中して勉強をする』などにも言えることではないでしょうか」
 

――なぜそのような考えを持つようになったのでしょうか?

 
「国も各自治体も医療費が高騰しており、米沢市にいたっては山形大学の研究で、塩分摂取率が高く、さらに健康診断受診率が低く、愕然としたことがあります。昔は多くの人が畑仕事をするなど、外で身体を動かして顔に塩が吹くまで汗をかいていましたが、今そういう生活を送っている人は減っていますから、運動に取り組まなければなりません。そのため、スポーツ課の職員から『オクトーバー・ラン&ウォーク』に全国自治体対抗戦があると聞いた時は参加することをすぐに決めました。米沢市には17地区で競う市民総合体育大会があるのですが、これは一部の人が頑張って出場する大会なので、誰もが(気軽に)参加できるのが良いな、と」

――昨年10月は市長が自ら積極的に歩いたことのインパクトが(市民にとっては)大きかったのではないでしょうか。

 
「私は市民の方々と触れ合う中で『塩分を控え目にしましょう』『何でもいいから運動をしましょう』『身体に不調を感じた時は我慢しないで診断を受けましょう』と話をしてきました。それを言っている張本人が実践しなければ説得力がないですから」

――ただそれにしても793㎞はすごいです。どのように時間を捻出したのでしょうか?

 
「基本的には毎朝3時から5時までと、昼休みや仕事の合間、そして夕方にも時間ができた時に歩いていました。『時間が見つかればすぐ歩く』のような生活です。コロナが出てから会食がなくなっているので、歩きやすい生活スタイルになっていると感じています」

――それだけ歩かれたのであれば、市内のあらゆる地域を巡ったのではないでしょうか?

 
「そうですね『ここは道路の舗装が悪くて危険だな』とか『立派な家庭菜園があるんだな』とか……。32歳で政界に入って米沢を知っているつもりになっていましたが、歩くことで思いがけぬ発見がたくさんありました」

――身体の変化は?

 
「朝3時から歩く生活は今も続けていて、今日もすでに歩数が2万歩を超えているのですが(と言いながらスポーツタウンウォーカーの画面を取材陣に見せてくれる。時刻は14時)、体重は大体62㎏から56㎏に落ちました」

――少し大袈裟ですが、初代王者として挑む「オクトーバー・ラン&ウォーク~自治体対抗戦~」が迫ってきました。

 
「昨年、MVPを獲得したことは純粋に嬉しかったです。今年も、ひとりでも多くの市民が参加して、たくさん走ったり、歩いてもらいたいです。最近は医療が発展していますが、やはり人間が持って生まれた本来の機能を良くして長生きすることが、大切ではないでしょうか」

▼中川勝市長の「2連覇を目指す!」参戦宣言はこちら▼

 

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